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二輪関連の社章やバッチ特集(国内編)

小さなバッチに刻まれたメーカーのロゴ、七宝で描かれた美しい色。

img1.jpg今回は国内の二輪関連の社章、ピンバッチを特集しようと思います。海外のピンバッチもさることながら国内にも素晴らしいピンバッチが数多く存在している。社員が襟に付けた社章、販売店代表が会合などに付けて行く物、バイクを買って付いてきた物、懸賞品など、様々な形で世に出回ったこのバッチ。今回は社章、バッチの紹介と共にそのメーカーの説明もふまえてこの特集を進めて行こうと思います。

まずは私が古いピンバッチに興味を持つようになった切っ掛けについて話そうと思う。それは10年程前の話、私がLondonに留学中にイギリス人の友人に見せられた一枚の革ジャンが始まりだった。その革ジャンには丸い布製のパッチが肩から袖にズラッと並び、背中には剥がれかけたTriumphの文字、茶色く光るスタッズ、そして一際目立ったのが胸の辺に光る30個以上はあったであろうピンバッチの数々。その革ジャンはよそ者を寄せ付けない威圧感を放ち、その迫力は異様な物であった。そんな迫力に押されている私に友人がその数あるピンバッチの中からコレがお気に入りだと指刺した物があった。それは『Brands Hatch』と書かれた丸い小さなピンバッチ。シンプルで斬新なデザイン。3色の七宝がバランスよく配置されており、その良さが当時素人であった私にもわかった。私の中で変な収集癖が目覚めた瞬間であった。
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スイフト (株)日本スヰフト

上:東京にあった自転車メーカー日本スヰフトのピンバッチ。裏には『保険証 日本スヰフト工場』と書かれている。自転車を新車で購入した際、一定期間内(メーカーによって異なる)の故障などを保障をするといった保険が付いていた。それは現在にも同じことが言えるが昭和30年代頃までは保険証は自転車にぶら下げるメダル状の物が大半であった。しかし今回のようにピンバッチが保険証なっている物は珍しい。下:上のものと同メーカーの物。裏には『株式会社日本スヰフト工場』と書かれている。表に書かれた『報國』の文字が時代を物語っている。愛国心を前面に出したピンバッチである。
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宮田(株)宮田製作所

ベルトバックルとネジ式バッチのセットで桐の箱に入っていた宮田創立70周年記念品。バッチの大きさは縦横12.5mm。(株)宮田製作所は明治十四年
(1881年)に初代宮田栄助により製銃工場から始まり、明治二十三年に自転車生産、大正2年にはアサヒ号オートバイが造られた。そして昭和30年代初めにこの70周年記念を迎えることになる。今もなお、会社は存続しており、100年以上の歴史を誇るこの(株)宮田製作所は凄い!
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マルワイ(株)山口自転車

大正三年に山口重彦個人経営として自転車を作り始めた。 左:直径16mm 山口のシンボルマークYのマークに協同組合の文字。中:直径18.5mm 『あげよ能率 省け冗費を 全国マルワイ化運動』 闘士むき出しなピンバッチ。書いてある内容も凄いが見た目のデザインも非常に美しい。写真では解り辛いと思うが立体感も良く出ている。右:アメリカの国旗を思わせるデザイン。
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特製オートバイ雑誌社バッジ

1950年代中期のオートバイ雑誌『オートバイ』 の中で、完成はがきに4問の問題をマルバツで答え、本の感想を書いて送ると当たるというコーナがあった。
【特賞】ヤマトラッキージュニア(1名)、【1等】Honda 赤カブ(2名)、【2等】金象眼オートバイ型入銀製バックル(3名)、【3等】本社特製パイロット高級万年筆(20名)、【4等】本社特製自動車免許証入(50名)、そして第5等がこの本社特製オートバイバッジ。しかも100名様に・・・。裏にはオートバイ雑誌社とある。かなりの数が出回ったとは思うがデザインも造りも良く出来ており、私にお気に入りの一つでもある。
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キャブトン

『Come And Buy To Osaka Nakagawa』の頭文字からなるCABTON。戦前からTriumphやIndian,Ariel などの特約代理店を営みながら自社製バイク、Cabtonを産み出した中川幸四郎商店。このバッチは戦後の物。シンプルな造りだが持っておきたい1品である。
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トーハツ 東京発動機株式会社

大正11年品川区にタカタモーター研究所を発足し2ストロークには定評が高いメーカー。このバッチは時々ネットなどでよく見かける。一番この世に残っているのではないかと思うぐらい良く見る。トーハツのマークそのままだけど元々のデザインが良いせいか見た目の色合いも良い。
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サンライト 板垣株式会社

昭和30年代、小排気量バイクで圧倒的なシェアを誇っていたサンライト。昭和29年にサンライトバイクモーターの名称を以って補助エンジンローラー型を販売会社の三輝工業株式会社の傘下代理店400軒を通じ全国販売を行った。やはり昔に造られた物は何を見ても良い。ロゴだけのバッチだけど書体から漂う昭和の臭いが何とも言えない。
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その他紹介

『ケンネット (有)名工自転車製作所』、『プリミヤ (株)丸石商会 』、『能率 (株)岡本ノーリツ自転車』、『ヤマハ ヤマハ発動機(株)』、『トヨモーター トヨモータース株式会社』、『陸王 陸王モーターサイクル株式社』、『マモル マモル工業株式会社』 『鬼タイヤ』、『ナショナル松下電器産業株』、『レストラー号自転車』

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いかがだったでしょうか。今回は社章、ピンバッチ、その物の詳細がハッキリしない為、どちらかというとメーカの説明が多くなってしまいましたが、やはり目で見て感動してもらえる事が一番だと思っています。七宝の色使いや全体的なデザイン。私としましては今後またどんなバッチに出会えるかが楽しみです。また今後珍しい物があったら紹介したいと思っています。海外編もやってみたいと思っていますが、なかなか特集するまでの品が無く実現できるかはわかりませんがやってみたいと思っています。

注意:この特集は私どもで保管する当時の資料を参照に行われた物です。
2007/09/16(Sun)07:38 | 特集ギャラリー
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